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口コミを増やす仕組み|店舗が自分で作れる5つの流れ

2026-10-09

口コミを増やす仕組みは、「お願いするタイミング」「書く場所への入り口」「実体験を書いてもらうお願い」「返信」「振り返り」の5つを決めておくことで作れます。その場のお願いだけでは、忙しい日やスタッフによってお願いの数がばらつき、口コミは安定して増えません。

この記事では、お店が自分で作れる口コミの仕組みを、5つの流れで整理します。あわせて、ChatGPTなどのAIが口コミをお店の紹介の理由にしていた調査結果も紹介します。

この記事でわかること

  • 口コミが「仕組み」で増える理由
  • お店が自分で作れる5つの流れ
  • 仕組みづくりでやってはいけないこと(Googleのポリシー)
  • AIがお店を紹介する理由としての口コミ(エラバレAIの調査)

なぜ「仕組み」が必要なのか

実際に来店したお客さんの口コミであれば、一気に増やしても構いません。増えるペースに決まりはありません。問題は、お願いが「その日の忙しさ」や「スタッフ次第」になり、来店したお客さんの一部にしか届いていないことです。仕組みにして来店した方全員にお願いが届くようにすれば、その分だけ口コミは増えやすくなります。

ただし、一気に増やしたあとも、口コミを増やし続ける必要があります。口コミには「鮮度」があるからです。件数が多くても、新しい口コミが止まっていると、今のお店の様子が伝わらず、「最近はどうなのか」と思われてしまいます。一度きりのお願いではなく、新しい口コミが届き続ける仕組みが必要なのはそのためです。

もう1つの理由は、AIです。エラバレAIが10業種・21地域でChatGPTに同じ質問を繰り返した調査(2026年9月29日・1,500回答)では、AIが紹介した1,941店舗のうち479店舗(24.7%)で「口コミ・評判」が紹介の理由に挙がっていました(推薦理由の調査)。業種別では次のとおりです。

業種「口コミ・評判」が理由に挙がった店舗の割合
脱毛サロン28.9%(180店舗中52店舗)
ネイルサロン28.6%(98店舗中28店舗)
エステサロン28.1%(210店舗中59店舗)
整骨院・鍼灸院27.7%(195店舗中54店舗)
美容室25.3%(198店舗中50店舗)
整体院25.0%(200店舗中50店舗)
学習塾23.6%(276店舗中65店舗)
パーソナルジム23.2%(151店舗中35店舗)
歯科医院21.3%(291店舗中62店舗)
ペットサロン16.9%(142店舗中24店舗)

※ エラバレAI「AI選出調査」2026年9月29日・10業種21地域・1,500回答。OpenAI API(gpt-4.1+Web検索)。1店舗につき主な理由を最大3つまで分類。

どの業種でも、紹介されたお店の6〜3店に1店で、口コミが理由の1つになっていました。

お店が自分で作れる5つの流れ

1. お願いするタイミングを決める

「気づいたらお願いする」ではなく、全員に、毎回同じタイミングでお願いします。例えば、会計のとき、施術や体験が終わったとき、来店の翌日のLINEなどです。満足していそうなお客さんだけにお願いするのは、Googleのポリシーで禁止されている「肯定的な口コミを選んで募る行為」に当たります。

2. 書く場所への入り口を用意する

Googleビジネスプロフィール(Googleマップに出るお店の情報)の管理画面から、口コミを書くページに直接つながるリンクとQRコードを作れます(Googleのヘルプ)。会計の近くや席に置くPOP、ショップカード、LINEのメッセージなど、お客さんが止まる場所に置きます。QRコードの作り方はGoogle口コミ用QRコードの作り方で紹介しています。

3. できるだけ実体験を書いてもらうようお願いする

★の評価だけの口コミでは、何が良かったのかが伝わりません。これからお店を選ぶ人にも、お店を紹介する理由を探すAIにも、役に立つのは「何をして、どう感じたか」という実体験です。

お願いするときは、★だけでなく感想も添えてもらえるように伝えます。

  • 「★だけだと、初めての方に何が良かったか伝わらないので、今日のご感想を一言添えていただけると助かります。」
  • 「良かった点も、気になった点も、実際に感じたことをそのまま書いていただければ十分です。」

POPやLINEの文面にも同じ一言を入れておきます。

ただし、「こう書いてほしい」と内容や評価を指定するのはやめましょう。消費者庁のステルスマーケティング規制(2023年10月1日施行)では、事業者が口コミの内容を決められる関係にある場合、その口コミは「事業者の表示(広告)」と判断されうるためです(運用基準)。

4. 届いた口コミに返信する

返信は、書いてくれたお客さんへのお礼であると同時に、これから口コミを読む人へのお店の姿勢の表明になります。Googleも、返信は一般公開され、顧客と良好な関係を築くのに役立つと説明しています。低評価の口コミへの返信例はGoogle口コミの返信例文にまとめています。

5. 月に1回、数と中身を振り返る

月に1回、次の3つを確かめます。

  • その月に増えた口コミの数(お願いした数と比べる)
  • 口コミに書かれている「良かった点」「気になった点」
  • 返信していない口コミがないか

口コミに書かれた「良かった点」は、公式サイトやGoogleビジネスプロフィールの説明文にも反映できます。お客さんの言葉で書かれた「お店の強み」は、AIが紹介の理由を作るときの材料にもなります。

実際には「実体験を書いてもらう」のがいちばん難しい

5つの流れのうち、現場でいちばんうまくいかないのが3です。お客さんにとっては、★を付けるのは簡単でも、感想を文章にするのは手間です。「何を書けばいいか分からない」と迷って★だけで終わったり、そのまま書かずに終わったりすることが少なくありません。かといって、忙しい営業中に、スタッフが一人ひとりに「こんなことを書いてはどうですか」と付き合う余裕もありません。

この、お店とお客さんの両方の負担を軽くするのが、投稿サポートのツールです。お客さんは、受けたメニューや良かった点・気になった点を選ぶだけの短いアンケートに答えると、その回答をもとにした例文が表示され、自分の実体験を文章にしやすくなります。お店は、QRコードを案内するだけでよく、スタッフの手間を増やさずに来店した方全員に同じ案内を続けられます。その結果、★だけでなく実体験の入った口コミが、継続して届きやすくなります。使う場合も、例文を使うか・直すか・投稿するかはお客さんが決める形にし、自動で投稿しないものを選んでください。

仕組みづくりでやってはいけないこと

Googleのポリシー(禁止または制限されているコンテンツ)では、次の行為が禁止されています。仕組みに組み込んでしまうと、毎回違反を繰り返すことになるので注意してください。

  • 口コミと引き換えに、割引・無料の商品などを提供する
  • 満足したお客さんだけをGoogleへ案内し、不満なお客さんは別の窓口に振り分ける
  • スタッフに一定数の口コミを集めるよう要求する
  • 従業員や取引先に口コミを書いてもらう

よくある質問

Q. 口コミは月に何件くらい増やせばいいですか?

A. 決まった数はありません。実際に来店したお客さんの口コミであれば、多ければ多いほどよく、一気に増えても問題ありません。ただし、一気に増やしたあとも、新しい口コミが途切れないようにしてください(口コミには鮮度があります)。目安にするなら、「来店した方のうち何人にお願いできたか」と「直近1か月に新しい口コミがあるか」を確かめてください。

Q. 不満なお客さんには、先に店に言ってもらう形にしてもいいですか?

A. 満足・不満でGoogleへの案内を分けるのは、肯定的な口コミを選んで募る行為に当たります。ご意見を窓口で受け付けるのは構いませんが、Googleへの案内は全員に同じように出してください。

Q. お願いの文面はどう書けばいいですか?

A. 場面別の例文をGoogle口コミのお願い例文にまとめています。

エラバレAIでできること

エラバレAIの口コミ投稿サポート(月5,000円・税別)は、上の「実体験を書いてもらう」難しさを、お店とお客さんの両方の負担を増やさずに埋めるツールです。QRコード(2の入り口)もあわせて用意します。スタッフが文章づくりを手伝わなくても、お客さんが自分で口コミを書きやすくなり、新しい口コミを続けて集めやすくなります。来店したお客さんがQRコードから短いアンケートに答えると、その回答をもとに口コミの文章づくりを手伝う例文を表示し、Googleの口コミ投稿画面へ案内します。

  • 口コミの見返りは付けません
  • 満足・不満のどちらを選んだお客さんも、同じようにGoogleへ案内します
  • 自動で投稿はしません。例文を使うか・直すか・投稿するかはお客さんが決めます

4の返信も任せたい場合は、MEO対策運用代行プラン(月25,000円・税別)で口コミ返信を代行しています。くわしくは料金プランをご覧ください。まずはお店がAIにどう紹介されているかを、無料診断で確かめてみてください。


執筆:押味 学(SPOT-ONE代表)/更新日:2026年10月9日

出典:Google 禁止または制限されているコンテンツ、Googleビジネスプロフィール ヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」、消費者庁 運用基準、エラバレAI「AI選出調査」2026年9月29日・10業種21地域・1,500回答(推薦理由)。

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