Googleの口コミをお願いするときは、「短く、理由を添えて、評価の中身には触れない」例文を使うのが基本です。口コミの見返りを付けることや、満足したお客さんだけに頼むことは、Googleのポリシーで禁止されています。
この記事では、店頭の声かけ・LINEやメール・店内POPでそのまま使える例文と、使ってはいけないNG例をまとめます。あわせて、ChatGPTなどのAIがお店を紹介するときに「口コミ・評判」をどれくらい理由にしていたかも、エラバレAIの調査から紹介します。
この記事でわかること
- 場面別(店頭・LINEやメール・POP)のGoogle口コミのお願い例文
- Googleのポリシーとステマ規制に触れるNG例
- AIがお店を紹介する理由としての「口コミ・評判」(エラバレAIの調査)
- お願いしても書いてもらえないときの工夫
なぜ今、Googleの口コミをお願いするのか
Googleの口コミは、Googleマップでお店を選ぶ人が読むだけでなく、ChatGPTなどのAIがお店を紹介するときの材料にもなっています。
エラバレAIでは、10業種・21地域でChatGPTに「〇〇でおすすめのお店は?」と同じ質問を繰り返し、1,500回答で紹介されたお店とその理由を分類しました(2026年9月29日、推薦理由の調査)。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| AIが紹介したお店(10業種の合計) | 1,941店舗 |
| 「口コミ・評判」が紹介の理由に挙がったお店 | 479店舗(24.7%) |
| 理由の中での順位 | 4番目(駅近・アクセス、設備・雰囲気、症状・悩み・目的への対応に次ぐ) |
※ エラバレAI「AI選出調査」2026年9月29日・10業種21地域・1,500回答。OpenAI API(gpt-4.1+Web検索)。1店舗につき主な理由を最大3つまで分類。
2026年10月2日に3つのAIを比べた調査(各AI 450回答)でも、「口コミ・評判」はChatGPTの回答の25.4%、Geminiの回答の32.1%で紹介の理由に挙がっていました(3つのAIの比較)。お店の4店に1店は、口コミが紹介の決め手の1つになっていたことになります。
場面別:Google口コミのお願い例文
どの例文も、「評価の中身はお客さんに任せる」「見返りを付けない」ことを前提にしています。お店の口調に合わせて言い回しを変えてください。
店頭(会計のとき・お見送りのとき)
- 「よろしければ、今日の感想をGoogleに書いていただけませんか。良かった点も、気になった点も、これから来る方の参考になります。」
- 「初めての方がお店を選ぶときに、Googleの口コミをよく見ているそうです。こちらのQRコードから、一言でも書いていただけると嬉しいです。」
- 「いただいた口コミは、スタッフ全員で読んで、お店づくりに活かしています。」
LINE・メール(来店の翌日など)
〇〇様、昨日はご来店ありがとうございました。
もしよろしければ、ご感想をGoogleの口コミにお寄せください。良かった点も、改善してほしい点も、今後の参考にさせていただきます。
(口コミを書くページのURL)
ご忙しいところ、無理のない範囲でかまいません。
送るのは、来店した方全員にします。満足していそうな方にだけ送るのは、下のNG例に当たります。
店内POP・ショップカード
- 見出し:「ご感想をお聞かせください」
- 本文:「Googleの口コミで、今日のご感想をお寄せください。良かった点も、気になった点も、すべて読ませていただいています。」
- QRコードと、「所要時間 約1分」などの目安
口コミを書くページのリンクやQRコードは、Googleビジネスプロフィール(Googleマップに出るお店の情報)の管理画面から作れます(Googleのヘルプ)。作り方はGoogle口コミ用QRコードの作り方で紹介しています。
使ってはいけないNG例
Googleは、口コミに関するポリシーで、次の行為を禁止しています(禁止または制限されているコンテンツ)。
| NG例文 | 理由 |
|---|---|
| 「口コミを書いてくれた方は、次回10%オフ」「投稿画面を見せてくれたらドリンクサービス」 | 口コミと引き換えに割引や無料の商品などを提供する行為は禁止 |
| 「星5でお願いします」「満足いただけた方は口コミを」 | 肯定的な口コミを選んで募る行為は禁止(不満な方には別の窓口を案内するのも同じ) |
| スタッフに「今月は1人10件集めて」 | スタッフに一定数の口コミを集めるよう要求することは禁止 |
| 「〇〇さん(担当)の名前を入れて書いてください」 | スタッフを特定するような内容を含む口コミを募ることは禁止 |
| 家族・従業員・取引先に書いてもらう | 雇用関係・契約関係などによる利益相反の投稿は禁止 |
なお、消費者庁のステルスマーケティング規制(2023年10月1日施行)では、事業者が口コミの内容を指示したり、対価と引き換えに自社の方針に沿った内容を書かせたりすると、「事業者の表示(広告)」と判断されることがあります(運用基準)。一方、お客さんが自分の意思で内容を決めて書いた口コミは、事業者が投稿をお願いしただけでは広告には当たらないとされています。例文で「何を書いてほしいか」を指定しないことが、両方の意味で大切です。
お願いしても書いてもらえないときの工夫
「書いてもいいよ」と言ってくれたお客さんでも、実際には書かないことがよくあります。よくある理由と対策は次のとおりです。
| 書かない理由 | 対策 |
|---|---|
| 帰ったら忘れる | その場で読めるQRコードを用意する。LINE・メールは来店の翌日までに送る |
| どこから書くか分からない | 口コミを書く画面に直接つながるリンクを使う |
| 何を書けばいいか分からない | 「一言でも大丈夫です」と伝える。簡単なアンケートに答えると、お客さん自身の回答をもとに文章づくりを手伝う仕組みもある |
文章づくりを手伝う場合も、内容を決めるのはお客さんです。お店が用意した文章をそのまま投稿してもらうのではなく、お客さんが答えた内容をもとにした例文を、使うか・直すか・投稿するかをお客さんが決める形にします。
よくある質問
Q. 「星5でお願いします」と書いてはいけませんか?
A. いけません。Googleのポリシーでは、肯定的な口コミを選んで募る行為が禁止されています。評価はお客さんに任せてください。
Q. 口コミを書いてくれた方に、お礼を渡してもいいですか?
A. Googleのポリシーでは、口コミの投稿と引き換えに割引や無料の商品などを提供することは禁止されています。お礼は付けずにお願いしてください。
Q. 悪い口コミを書かれるのが不安です。
A. 悪い口コミには、丁寧に返信することで、読んだ人にお店の姿勢を伝えられます。返信の例はGoogle口コミの返信例文にまとめています。
エラバレAIでできること
エラバレAIの口コミ投稿サポート(月5,000円・税別)は、来店したお客さんがQRコードから短いアンケートに答えると、その回答をもとに口コミの文章づくりを手伝う例文を表示し、Googleの口コミ投稿画面へ案内するツールです。
- 口コミの見返りは付けません
- 満足・不満のどちらを選んだお客さんも、同じようにGoogleへ案内します
- 自動で投稿はしません。例文を使うか・直すか・投稿するかはお客さんが決めます
くわしくは料金プランをご覧ください。まずはお店がAIにどう紹介されているかを、無料診断で確かめてみてください。
執筆:押味 学(SPOT-ONE代表)/更新日:2026年10月9日
出典:Google 禁止または制限されているコンテンツ、Googleビジネスプロフィール ヘルプ「クチコミを増やすためのヒント」、消費者庁「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の運用基準、エラバレAI「AI選出調査」2026年9月29日・10業種21地域・1,500回答(推薦理由)、3つのAIの比較 2026年10月2日(3つのAIの比較)。
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